【海外出産】ポーランドでの出産費用は無料

海外で出産を予定している方は、海外出産ってどんな感じなんだろう、費用はどのくらいかかるんだろうと、すべてにおいて不安と疑問でいっぱいですよね。

この記事では、私がポーランドで経験したことから、出産費用や海外出産はどんな感じなのかをまとめてみました。

ちなみに私は、2021年に娘、2024年に息子をポーランドの首都ワルシャワで出産しています。

ポーランドは出産費用が無料って本当？

まず初めに、タイトルにしているように、ポーランドの出産費用についてですが、なんと、ポーランドの国立の病院であれば無料で出産できてしまうんです！

日本では通常50万円弱の出産費用がかかりますよね。

ポーランドで出産する場合は、国立の病院かプライベートの病院で出産することが可能です。

私は第1子はプライベートの病院で、第2子は国立の病院で出産しました。

第1子出産の際には、コロナ禍、初めての出産ということで、プライベート一択でした。今回は2回目だし、ポーランド在住の日本人もほとんどの方が国立で出産しているようだったので、国立を選択しましたが、本当に無料なのか？？と正直半信半疑でした(笑)

本当に無料で出産でき、ただ運よく個室が空いており個室に宿泊したので、私が出産した病院では個室料金が1泊38,000円ほどがかかりました。

出産が23時に終わって、そこから一泊のカウントになってしまい、結局3泊分の料金がかかってしまいましたが、それでも114,000円。安いですよね。

ポーランドでプライベートの病院で出産というと”Medicover”という病院になりますが、プランが複数あり、最低金額のプランで46万円程度費用がかかります（2025年現在）。

日本のようにポーランド国から出産一時金がもらえるわけではないので、すべて自費です。高いですね。

私が第1子を出産した時には、日本での職を訳あって休職にしていたので、会社を通して日本から出産一時金を頂くことができ、ありがたいことにそちらでカバーすることができました。

海外で出産を予定されている方は、どんな感じで出産が進められるのか、ケアは大丈夫なのか気になりますよね。

まず、プライベートの病院と国立の病院で異なる部分があるなと思いました。

プライベートの病院は高いお金を出して契約しているので、一定の安定したサービスというかケアを受けることができますが、国立は病院によるんだろうなと感じました。

私が出産した病院は2016年に完成したばかりのきれいな施設で、働いている人も若くてしっかりした方が多い印象でした。ポーランドのテレビ局TVNのYoutubeチャンネルの出産動画にも登場している病院だったのでとても良い病院だったのだろうなと思います。

ただ、こちらに在住している方の国立の病院での出産体験談と聞くと、日本では信じられないような話がちらほら。

これはポーランド在住先輩ママから聞いた体験談です。

ポーランドの国立病院での出産の場合、事前に契約などはないので、陣痛が来たら病院に行くだけ。まずこれが日本人からすると信じられないですよね。たまたま産気づいた人が多くて分娩室に入れないということにはならないのだろうかとか考えてしまいますよね。

案の定、その方はたまたまその産気づいた妊婦が多い日になってしまったらしく、分娩室が空くのを廊下で待っていたようです。

当然事前契約をしているわけではないので、妊婦検診の情報やバースプランなどは病院に到着してから助産師に渡します。これも日本人からすると信じられない。

その方は以前に目の手術をしたことがあり、普通分娩ができないことがそこで判明し、帝王切開することになったそうです。

帝王切開をするにあたって、おまたの毛を剃るように指示されたらしく、ほかの方もいる中、廊下で剃る羽目になったのだとか。帝王切開でそこの毛を剃る必要はあるのでしょうか。

その話を聞くと、日本では信じられない話なので、海外出産怖いなと思ってしまいますよね。

以上、ポーランドでの出産費用や出産体験談についてまとめてみました。

海外出産する場合は日本とは異なることが多いことは覚悟しなければいけませんが、面白い経験ができるかもしれないとポジティブに考えた方がよいのかもしれませんね(笑)