ポーランドに旅行に来る方、またポーランド在住で日本に一時帰国するときにはポーランドからお土産をたくさん買っていきたいですよね!
今回はポーランドで売られているお菓子でばらまき土産におすすめの物をご紹介します!また、ポーランドの名物お菓子やしょっぱい系お菓子も紹介していますので、ぜひご覧ください!
これらはすべてスーパーで購入できますので、スーパーに立ち寄った際にまとめ買いしてみては?
ポーランドでばらまきお菓子のおすすめ5つ
会社の同僚や友達など大人数にお土産を買う場合、個包装されているばらまきお菓子が便利ですよね!ポーランド土産でばらまきにおすすめなのは以下の5つです。
- Ptasie mleczko(プタシエ ミレチュコ)
- Chałwa(ハウヴァ)
- Krówka(クルフカ)
- Herbatniki regionalne korzenne
(ヘルバトニキ レジオナルネ コジェンネ) - kukułka(ククウカ)
どれも日本では味わったことのない珍しいお菓子で、ポーランドの定番です!一つ一つ詳しく紹介しますね。
Ptasie mleczko(プタシエ ミレチュコ)ミニ
Ptasie mleczko(プタシエ ミレチュコ)はポーランド土産の定番中の定番という印象のお菓子です。マシュマロにチョコがコーティングされています。
ポーランド人の夫も小さいころから食べていた伝統お菓子とのこと。通常は大きい箱にたくさん入って売られていますが、最近ではその人気からか1回分の小袋やアイスまで売られるようになりました。
このプタシエミレチュコの小袋は1.91PLN(約57円)で売られていますので、安価かつ個包装ということで、ばらまきには持って来いの商品ですね!
コーティングのチョコがパリッと噛んだら中のマシュマロがふわっと触感でその触感から癖になる人続出です!
Chałwa(ハウヴァ)
Chałwa(ハウヴァ)はポーランドだけでなくアラブ圏でも人気のお菓子で、ゴマなどの種子をすりつぶしたものと水飴やカラメルなどを混ぜて固めたお菓子です。
一口嚙むとほろほろ溶けるような商品でバクバク食べてしまいそうになりますが、結構高カロリーなお菓子なので注意が必要です。
ハウヴァもポーランド人にとって日常的に食べる定番お菓子のようで、ケーキの様な大きさのものも売っています。さすがにカロリーのことを考えるとその大きさのものは買う気にはなれませんが、写真の大きさの商品であれば試すのにはちょうど良いですね。
スーパーでは2.98PLN(約89円)で売られています。ちなみに私は初めてこの大きさのハウヴァを食べた時には、結構重いので2回に分けて食べました。そのくらいこれ一つでも食べ応えのあるお土産になると思います!
Krówka(クルフカ)
Krówka(クルフカ)はポーランドで昔から愛されており、甘党の方にはたまらないソフトキャンディーの様なお菓子です。
外はカリッ中からトロッとクリームが出てくるお菓子で、これを聞いただけでもおいしいとわかりますよね!味はキャラメルのような味ですが、チョコレート味やイチゴ味など様々なフレーバーが売られています。
キャラメルの様な大きさのクルフカが個包装されて袋にたくさん入っているので、一袋買ってばらまきお菓子にできるので便利ですね!
スーパー出では225g9.98PLN(約299円)で売られています。
kukułka(ククウカ)
kukułka(ククウカ)は飴の中に、カカオ味のフィリングが入っている大人のお菓子という印象です。
ククウカは70年ほど前に製造され、以降ポーランド国民に愛されてきた飴のようです。
ククウカを舐めていて、飴の部分が薄くなってくるとパリッと割れて中からトロッとフィリングが出てきます。そのフィリングはカカオ味ですが日本では今まで味わったことのない味の飴で、初めて食べた時には衝撃でした!
こちら商品はスーパーで4.48PLN(約134円)で売られており、個包装されてまとめて袋に入っています。
ポーランドではいろいろな飴が売られていますが、ポーランドで製造される飴は中にフィリングが入っているものが多いです!
この「ICE cool」と書かれた飴はソーダ味の飴でさっぱり系かなと思いきや中からトロッとしたフィリングが出てきます。これは普通の飴の方がおいしいなと思いますが、ポーランドでは人気のようです。
前項で紹介したクルフカもですが、ポーランド人は中からトロッと出てくるものが好きなのでしょう。
Herbatniki regionalne korzenne(ヘルバトニキ レジオナルネ コジェンネ)
Herbatniki regionalne korzenne(ヘルバトニキ レジオナルネ コジェンネ)は初めて食べた時にとてもポーランドっぽいお菓子だなと思いました!
ポーランドでは伝統的な料理を食べる日と言えばクリスマスですが、ジンジャークッキーやジンジャーブレッドは、クリスマスディナーのデザートとして食べるほど伝統的なお菓子です。
通常ジンジャークッキーはシンプルなクッキーだけで売られていますが、クリスマスの時期が近くなるとチョコがかかったジンジャークッキーが売られます。この写真は4月に撮影したのですが、時期が外れているためか値下げされていました。
スーパーでは150g4.7PLN(約141円)が元値で売られていました。ばらまきという感じではないですが、比較的安価ですしポーランドを象徴するようなお菓子ですので、何個か買って配るのもいいですね!
ポーランドの名物お菓子3つ
ポーランド人の夫も初めて会う人のお土産には必ず買っている、ポーランドの名物お菓子は以下の3つです。すべてスーパーで購入可能ですが、一部は用途によってメーカーの店舗で買った方が良い商品もあります。
- Ptasie mleczko(プタシエ ミレチュコ)
- Torcik wedelowski(トルチック ヴェデロフスキ)
- Śliwka nałęczowska(シリフカ ナウェンチョフスカ)
これらはこれ一つでしっかりしたお土産にできるお菓子です!
考えてみると、この3つはどれもチョコがコーティングされたお菓子であることに気が付きました。ポーランド人は食後には必ずデザートを食べるというほど甘いものが好きな国民であり、チョコレートはポーランド人にとって欠かせない甘味です。
この3種類のお菓子は、そういった国民性がよく表された名物お菓子だと思います!
Ptasie mleczko(プタシエ ミレチュコ)
前項でも紹介したPtasie mleczko(プタシエ ミレチュコ)は、本来はこのように15㎝くらいの正方形に入って売られています。
レモン味、ダークチョコ味、キャラメル味、カプチーノ味など様々な味があります!値段はAuchanという大型のスーパーマーケットで15.98PLN(約480円)で売られています。中身はずらっと並んだプタシエミレチュコが2段に入っているので、コスパがいいと思います。
この商品もWedelのお店で購入可能ですが、全く同じもので17.79PLN(約534円)で売られており、スーパーで購入する方が1.81PLN(約54円)安いです!
Wedelのお店で売られている商品の方が少しでもパッケージがおしゃれなど、違いがあればいいのですが、全く同じ商品なのでスーパーで買った方がお得ですよ!
私は一時帰国で知り合いの大家族に会うときには、箱入りのプタシエミレチュコを買います!たくさん入っているので、家族みんなで何個も食べられるのでおすすめです。80歳のおじいちゃんも気に入ってくれたようで、次回は別の味のプタシエミレチュコを買っていこうと思っています!
Torcik wedelowski(トルチック ヴェデロフスキ)
Torcik wedelowski(トルチック ヴェデロフスキ)はポーランドの名物お菓子の中で私が一番好きなお菓子です!
トルチックヴェデロフスキは丸いウエハースとチョコが交互に重なっており、外側全体にチョコがコーティングされている商品です。スーパーでは250g14.98PLN(約449円)で売られていますが、ヴェデルのお店では21.59PLN(約648円)で売られているので、スーパーの方が6.61PLN(約199円)安く買うことができます。
結構価格差がありますが、トルチックヴェデロフスキを買うときにはまずはヴェデルのお店を見ることをお勧めします。
その理由はお店だと、様々なデザインのトルチックヴェデロフスキがあり、自分の希望のデザインも書いてもらうことが可能だからです!誕生日のお祝いのデザインや母の日のお祝いのデザイン、結婚式のお祝いのデザインなどもあるのでただのお土産としてだけでなく、プレゼントにもピッタリのお菓子です!
ヴェデルのお店だと量も3種類から選ぶことができ、それぞれ追加でデザインを入れる場合の価格は以下の表のとおりです。
トルチックヴェデロフスキ | ポーランドズロチ | 日本円 |
250g | 42PLN | 約1260円 |
500g | 70PLN | 約2100円 |
750g | 98PLN | 約2940円 |
公式HPでは既存のデザインを見ることができますし、事前にHP上で注文してお店で受け取ることも可能です。
通常のお土産としてトルチックヴェデロフスキを買うのであればスーパーで十分だと思いますが、特別な人へのお土産やプレゼントであればヴェデルのお店で購入するのをお勧めします!
Śliwka nałęczowska(シリフカ ナウェンチョフスカ)
Śliwka nałęczowska(シリフカ ナウェンチョフスカ)はプラムにチョコがコーティングされているお菓子です。
Śliwka nałęczowska(シリフカ ナウェンチョフスカ)はポーランド人が小腹が空いたときについつい食べてしまう定番のお菓子で、プルーンをチョコでコーティングしたお菓子です。個包装になっているのでばらまきお菓子としてもおすすめです!
程よい甘さのチョコと少し酸味のあるプルーンがマッチしていて、想像しただけでもおいしいというのが分かりますよね!
スーパーでは190g14.48PLN(約434.4円) で売られていました。ただ個数で言うと6個しか入っていないので高いかなとも思いますが、一つ一つが大きくずっしりしているので一つ食べれば十分!という印象があります。
私はそもそも甘党ではないので甘いものはそんなに量は食べられないというのもあるのですが、シリフカナウェンチョフスカは一度に2つ以上は食べられません。甘党の知り合いでも4個以上はさすがに食べられないと言っていました。
写真の様な紙のパッケージだけでなく、お店によっては缶に入ったものなどもあります!
ポーランドでしょっぱい系のお菓子のおすすめ
ポーランドと言ったら甘いお菓子!という印象が強いので、しょっぱい系のお菓子はなかなか思いつきませんが、甘党ではない私がよく食べているポーランドのお菓子を挙げてみました。
- Paluszki(パルシュキ)
- Prażynki(プラジンキ)
- Grissini(グリッシーニ)
- Oven baked(オーブンベイクド)
パルシュキとプラジンキはポーランドのお菓子ですが、グリッシーニとオーブンベイクドのお菓子はイタリアとアメリカなので、詳細は省きますが私がポーランドでよく購入するお菓子です。
ニンニクとオリーブ味のグリッシーニはとてもおいしく、軽いので何本でも食べてしまいます。
オーブンベイクドと言えばポテトチップスが有名ですが、ビスケットの様な触感のお菓子もあります。しょっぱいビスケットという印象で、いろいろな味の粉がかかっています。私のお気に入りはパプリカ味です。
Paluszki(パルシュキ)
Paluszki(パルシュキ)は粉が付いていないプリッツの様なお菓子です。
プリッツはいろいろな味の粉が付いていますが、パルシュキは粉の代わりに少し塩が付いています。ビーガンの人も食べられる材料で作られているので、ヘルシーだし味も薄味なので飽きがこないです。2歳の娘もポリポリおいしそうに食べています。
こちらのパルシュキはLAJKONIK(ライコニック)というポーランドのクラクフが本店のメーカーなのですが、ここが出している商品はどれもおいしいです!
Prażynki(プラジンキ)
Prażynki(プラジンキ)はよく日本のカラオケで出てくるスナックととても似ています。
この写真を見たら、「見たことある!」という方も多いのでは?私も初めて見た時にはそう思ったのですが、日本のものより断然軽いお菓子です。
日本の似たお菓子は触ると手に油が付きますが、プラジンキはそんなことなく、ふわっとした軽いチップスという印象です。塩味が程よく、気づいたら袋の半分以上食べていた!なんてこともしばしば。
このお菓子もポーランドのメーカーprzysnacki(プシスナツキ)という会社が製造しているのですが、塩味以外にもベーコン味があります。私は塩味が好きすぎてまだベーコン味は試していないですが、機会があれば試してみようと思います!
まとめ
以上ポーランドのスーパーで買えるポーランド土産に最適なばらまきお菓子や名物お菓子を紹介してみました!
- ポーランド土産のばらまきお菓子はスーパーで安価で手に入る
- ポーランドの名物お菓子はスーパーでも買えるが、メーカーのお店もチェックした方が良い
- ポーランド製造のしょっぱい系のお菓子は種類が少ないが、軽くておいしいものがある
お土産を買う時、個包装されているのか、ちゃんとしたメーカーなのかなど気になりますよね。今回の内容はポーランド人の夫からもいろいろ話を聞いて商品を厳選したのでぜひ参考にしてみてください!
コメント