もうすぐ生産期を迎える34週の妊婦検診で子宮頚管が短く、胎児もまだ小さいため切迫早産と診断された私が39週で無事出産できた時の私の体験談をまとめています。
当時の私は同じような境遇の人をネットで調べまくりましたが、無事正期産で出産することができたので、私の体験談が同じ悩みを抱えた方の心の支えになれば幸いです。
ちなみに私はポーランドで海外出産していますので、その時の情報も合わせて記載しています。
34週で子宮頚管20㎜!?
34週の妊婦検診で、赤ちゃんの頭がだいぶ下にあるねと言われ心配だから子宮頚管も図るよと言われました。(ポーランドでは検診の回数も少ないし、子宮頚管も今回初めて図ってもらいました。)
その結果子宮頚管20㎜!胎児の体重は2000グラムしかない!という事で、このままでは早産かつ低出生体重児になってしまうと言われ、絶対安静にするように言われました。
何もかもゆるーいポーランドで、絶対安静に!と言われたということは結構深刻なんだなと実感しました。
私は妊娠初期に切迫流産にもなっていて、それでもお腹にいてくれたわが子をちゃんと正期産で2500グラム以上で産んであげたい!!と思い、本当に気を付けて生活していました。
正期産で無事出産
その結果、39週5日で出産し、体重は2790グラムでした。
ポーランド人は3000グラム以上が通常らしく、助産師さんや看護師さんに小さくて可愛いね~と撫でられまくりました(^-^;
なんで子宮頚管が短くなった?
私の場合、妊娠初期に大量出血してしまい、なかなか出血が止まらず、6か月~7か月くらいまで出来るだけ安静に過ごしていました。
そのため体力が著しく低下しており、34週の検診の1週間くらい前に出産に向けて体力をつけないと!と思い、階段の上り下りをしてしまいました。
自分でも胎動がずいぶん下の方で感じるな~と思ったタイミングで検診があったのでまだよかったなと思いましたが、子宮頚管が短くなった原因はおそらくあの階段の上り下りだったのではないかと思いました。
妊娠初期に出血してからお腹に力を入れないように過ごしていたので、腹筋も弱くなっていたためか、どんどんお腹が大きくなってしまい、34週にもなると結構な大きさでした。
確かにあんなに大きいお腹抱えて階段の上り下りしたらどんどん下がってきてしまいますよね。出産が近くなり安易な行動だったと後悔しました・・・
34週で切迫早産、どのくらい安静にしていた?
34週で切迫早産になってから、どのくらい安静にしていたかというと、掃除→すべて夫
洗濯→畳むのだけ私、それ以外は夫
料理→すべて私
掃除は立ってしなければいけないのですべて夫にやってもらっていましたが、多少汚くても問題ないのでよっぽど気になるときにだけお願いしていました。
洗濯は畳むのは私が座ってやっていましたが、洗濯機に入れたり、干すのは立たなければいけないので夫の担当でした。
料理に関しては、焼くだけ茹でるだけの料理にしてキッチンに高めの椅子をおいて基本的に座って料理していました。
ちなみに切迫流産の時には大量出血したため、今回よりも徹底した安静生活を送っていたので、その時の過ごし方が知りたい方は別記事にまとめていますのでぜひそちらをご覧ください。
切迫早産の時にはトコちゃんベルトに活躍してもらいました!
お腹がどんどん大きくなってくると開いた骨盤ではどんどん下に降りてきてしまう気がして、これは気の持ちようかもしれませんがトコちゃんベルトをすることで常に骨盤を締めるのを意識できたと思います。
海外出産あるあるですが、ポーランドでも妊婦検診の回数が少なく、34週の次の検診は37週5日でした。
ちなみにその時の推定体重は3100グラム。。。おそらくこの時の先生の計り方がずれていたのでしょう。
ただ当時は34週の値が正しいのか37週の値が正しいのか分からなかったので、安静生活を最後まで続けていました。
出来るだけお腹の中で育ててあげたほうが生後の哺乳力などが結構違うと聞いたので必死で安静生活を送っていました。
胎児の体重を増やすためには食べまくる!?
胎児の体重を増やすためには食べまくった方が良いのかなと思いますよね。
私の場合も、夫がもっと食べてと食事の度に言っていました(笑)
ただ、産後思ったのは胎児の体重を増やすために食べまくってもあまり意味がなかったのではないかと思いました。
私も2000グラムしかないと言われた時にはたくさん食べて赤ちゃんに栄養を送らなければ!と思い、食べたいものを我慢せずに食べていました。
すると自分の体重が増える増える、、、
最後の5週間で3キロ増えてしまいました。
低出生体重で生まれる割合について、以下のような記事を見つけました。
低出生体重児とは、2,500g未満の体重で生まれてきた赤ちゃんのことで、全出生数における割合は約10%です。妊娠週数によらず出生時の体重のみで分けられる定義ですが、体の機能が未熟なまま生まれ、さまざまな問題を抱えることもあります。
出典:Medical Note https://medicalnote.jp/contents/200406-003-EL
妊娠週数は関係なく、出生時の体重のみで見た時に、低出生体重児で生まれる割合が約10%ということは正期産で出産できれば、低出生体重児で生まれる割合は10%未満ということですよね。
何も問題がなければ正常に栄養は胎児に送られているのだから、食べて胎児の体重を増やそうとせず、なるべく長くお腹で育てられるように過ごせば十分だったのではないかと思いました。
妊娠中に12キロの体重増加、私の産後
ポーランドでは体重に関しては全く指摘がなく油断しすぎていました。
ずっと体重管理をしていたのですが、34週以降食べまくってしまったので結果妊娠中に12キロの体重増加。
ただ出産で減ったのは5キロのみ。。。あとの7キロ分はどこに行った?まさにお腹に浮き輪が出来てしまいました。
産後すぐは妊娠6か月くらいのポヨンとしたお腹になっており、まだ子宮が収縮していないんだなと思っていたのですが、産後2か月~3か月になっても妊娠5か月くらいのお腹でした。
こんなにもお腹って戻らないものか?と不安になったほどです。
まとめ
出産まであとちょっとでも最後まで何が起こるか分からない妊娠出産。34週にもなると胎動も激しくなってきて、お腹の我が子がいとおしくて仕方ないですよね。切迫早産と診断されて不安な方も、もう少しで我が子に会えることを楽しみに最後まで気を抜かずに頑張りましょう!そして私の体験談がその励みになれば嬉しいです!
コメント
じぇぱ子様
はじめまして。
ワルシャワで出産・育児をすることになり、
わからないことだらけで不安な日々を送っております。
気になっている点があります。
・日本でいう母子手帳のようなものがポーランドにもあるそうなのですが
(妊娠手帳?子供手帳?という名称のようです)、じゃぱ子さんも退院時にもらえましたか?
また、それには出生日時や身長体重などは記載されていますでしょうか。
・お産→退院までの間に、赤ちゃんの検査はどのようなことが行われましたでしょうか。
記憶の限り(若しくは手帳に記載がありましたら)で構いませんので、教えて頂きたいです
(聴覚・視力・身長体重・遺伝性疾患・スクリーニング検査など。ビタミンKは投与されましたでしょうか)
頼る相手がおらず、先輩ママであるじぇぱ子さんに教えて頂けたら、とてもうれしいです。
どうぞよろしくお願い致します。
ノムさん様
はじめまして。返信が大変遅くなりまして申し訳ございません!!!
海外での出産育児不安ことだらけですよね・・
早速ご質問の件ですが、
・ポーランドの子供手帳みたいなものは、退院するときにもらえました。
そこには身長、体重、頭囲、出産時の状況などが記載された状態でもらえました。
・聴覚、身長体重、頭囲胸囲、ビタミンKの投与、血中酸素濃度の検査、口腔内の検査(娘は舌の下部分を少し切りました)、
アプガルテスト、6時間後にはB型肝炎と結核の予防接種、ビリルビンの検査、
などをやりました。
個人的に持ち込みの検査になりましたが、代謝の検査のためのキットを持参し、かかとからすこし血を取る検査もしました。
私で分かること(覚えていること)でしたらなんでもお答えしますので、お気軽にご質問ください(^-^